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プレイ時間:7時間ほど(中途レビュー
買う気満々だったけど、色々忙しくてスルーしちゃってたり。
まぁ2980円だったし~。
なにやら売れてない売れてないとこき下ろされてたようですが、この値崩れようからしてももしかして駄作なのか?
…なんて思ったのは杞憂。システムが色々革新的ではあるものの、根っこはサイドビューメトロイドそのままで凄く面白いです。
Wiiにしては珍しく、のっけからHDで機種に迫るクオリティーのオープニングムービーにフルボイスのイベントシーンが映画さながらの迫力。
フュージョン辺りから何気にドラマ性なんかも盛りこんでたけど、今回は完全にそっち方面も抑えた内容っぽいです。
んで、時間軸的にはスーパーメトロイド(SFC)とメトロイドフュージョン(GBA)の間でしょうかね。SFC版ラストの感動的なシーンを再現したムービーからしてやられましたw
あとフュージョンの時に概要だけ語られてたサムスの元上官「アダム」の物語。やってた人なら「おおっ」てなるんじゃないでしょうか。
肝心のアクション部分。
2Dのが風味とはいえ奥手前の移動もあるのに使うのがリモコン一本のみってのに最初驚きましたが、チュートリアルやって理解。
いわゆる横持ちタイプなんですが、基本は移動とジャンプとショットのみで、ミサイルや特定部位を狙うときにリモコンを画面に向けることで一人称視点のバイザー画面に移行するという異色の操作。
いやまぁぶっちゃけ言ってしまうとまどろっこしい操作ではあるんですが、案外このまどろっこしさこそがミサイルの奥の手感を高めてたり、なんちゅ~か単純にこの操作自体が楽しいんですよね意外にも。
この辺の感覚はプレイする人に大きく依存しそうですが、個人的にはこれアリかもw
あとチームニンジャ製作だけあって回避や組み付き射撃など躍動的でスピード感あるアクションが追加されててこれまた爽快感が増してます。
象徴的なものでは敵の攻撃が当たる瞬間に任意方向にキーを入れることでシュバッ!とかっこ良く回避する「センスムーブ」
ダウンした敵の口の中にありったけ溜めたチャージビームを叩き込む「リーサルストライク」など。
特にセンスムーブを行うとチャージパワーが一瞬で最大になるので、かっこ良く避けつつど派手に戦う爽快感でお手軽に俺TUEEEE!できるのが快感です。
それ以外の部分ではお馴染みのメトロイドらしさがしっかり感じられる作りになってるので言う事なしです。
ただ、一つ難を言うならリモコン自体の十字キーがあまりよろしくない具合なので、移動操作そのものが微妙にやりにくいのが難点。
斜めに移動するのが必須の設計にはなってないんですが、どうも微妙に行きたい方向に行きにくい気持ち悪さは残念ですね。ゲームが悪いわけじゃないとは思うんですが。
そんなこんなでー。
まだ序盤ですが相変わらずMAPの作りは秀逸だし変に迷わない作りになってるのもさすがの任天堂作品。正月掛けてじっくり楽しもうと思います。
やっぱメトロイドはFPSより第三者視点のほうが好きだわ。
2010/9/2
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