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プレイ時間:25h ただし体験版で√Aプレイ済
体験版をやった方ならわかると思うが、伏線の数が尋常じゃない。
特に√Aは伏線が物凄く多い割りに謎が全然明かされないものだからわけがわからなかった。
だが最終的には、その膨大な伏線を全て回収し切ってみせた。
破綻もなくここまで綺麗にまとまったストーリーはそうそうないと思う。
だが、傑作とは呼べそうにない。
プレイヤーのやる気の出る展開、すなわち燃える展開というものが無さ過ぎるのだ。
終盤になっても特にこれと言って盛り上がらない。いっそ面倒くささすら感じるレベルだった。
また、俺だけが感じたことかもしれないが、テキストが丁寧過ぎると思った。
新事実が発覚した時に主人公が「○○だったっていうことか!?」という具合に要約してくれたりとか、妙に登場人物の台詞が説明口調のように感じたりとか。
とにかく、そういう要因があって物語の勢いが失われていると思う。
ストーリーの精密さは一級品と言って間違いない。
あとは終盤に盛り上がる展開さえあれば、傑作と言えただろう。
そんな惜しい作品だと思う。
書きたいことは書いたので、あとはシステム面とかの話。
コントローラーのLB、RBでクイックメニューを呼び出して瞬時にセーブ&ロードができ、シーンスキップ機能、TIPS機能がある等、システムは完璧だろう。
BGMはなんか同じ曲ばかり流れてる印象だけど、曲自体が俺好みなので特に不満はないかな…。
ああ、そういえばルートは何からプレイすべきか、という話だが…俺は√A→√Bの順が良いと思う。理由はネタバレなので言えませんが、強いて言うならそっちのほうが面白いからです、ええ。
センシズシンパシーシステムは分かり難いだのなんだのという論争があるが、リトライしやすいシステムなので特に思うところはない。
2012/6/14
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そもそもセンシズシンパシーシステムはストーリーと密接な関係があって
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