7
プレイ時間:クリア済み ‐ 30時間ほど
微妙~
とか言いつつ何だかんだでちょこちょこ進めてしまう妙な魅力は確かにあったりでw
単純にグラの綺麗だけじゃおさまらないステージの作り込みが半端じゃなく、真にリアルな恐怖が味わえる廃屋探索ゲーと言ったところでしょうか。
バイオとかL4Dとかとは全く違う孤独感とか恐怖感がなんか良いんですよねw
特に曲がり角で何かを捕食してるっぽい不快な音を立てて伸びる化物の影とか、誰もいないはずなのにどこからか不気味な金属の軋みが聴こえてきてビクッとなったり。
なんかこう、銃ぶっぱなしてテンポよく突っ込むというより、恐怖で自然と移動操作のスティックの倒し方が緩やかになってソロリソロリ進むようなそんなゲーム。
ただ、クリアした最終的な感想としては、やはり銃撃戦が大味だったり散々張りまくった伏線が結局明かされなかったり、ストーリーの過程も一回やっただけじゃどういう状況でこうなってるのかが理解しにくかったりと気になる部分が結構多いですね。
銃撃戦の不自由さはまぁ、なかなか敵に対応しにくかったりするのが逆に恐怖感煽ってた部分もあるので一概に悪いとも言い切れないんですが、それにしても終盤辺りはそれが仇になって理不尽なゲームオーバー繰り返すようなところもあったので、もちっと配置とかバランス考えても良かったんじゃないかなと。
あとオートセーブなのはいいけど、変なところで勝手にセーブされて、たまにグダグダの状況からリトライしなきゃならなかったりするのも気になったなぁ。
いや、まぁゴリ押し通用するゲームだからどうにでもなるんですが、なんかなんかねぇ。
取り敢えず細かいことはさっぱりわからんストーリーでしたが、かなり主観的に物語を体感できる演出が見事でシーン一つ一つ切り取った場合の没入感はなかなか。
FPSと言ってもここまで体感できるものを重視してるものはそう無く、個人的にはシューターというよりどちらかというとADV的なものとして楽しめたかな。こういうの好きです。
ローカライズも完全日本語吹き替えで戸惑うこともあまり無かったし、面白かったといえば面白かった。ただちょっとグダグダな部分もあるので、点数つけるなら7.5くらいかな。
一本道でリプレイ性も無いし、何だかんだ最後まで遊ばせた魅力はあるもののめっちゃ面白ぇってほどでもないので。
絶対おすすめ、とは言い難いですが興味があればやってみて損するってことは無いと思います。
2010/5/13
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