7
プレイ時間:30時間~
5pb.の科学のベル第一弾ということで、実はシュタインズ・ゲートが面白かったという理由で後に購入。
冴えない主人公とそれを取り巻く美少女たちがすったもんだはこの手のゲームのお約束。
ヒロイン達はキャラデザインもさることながら、他の同系列のゲームと比べてもなかなか個性的でかなり可愛いです。
科学というより現実世界を舞台にしたファンタジーに近いかも。
一応起こる不可思議な事象に関しての独自の理論理屈は事細かに説明されるので、それ自体を楽しむか冗長と感じるか。
またシュタゲ同様2ch的なディープなネットユーザーが使う独特のスラングややりとりが満載で、そのへんでニヤリとできるかどうかでで大分評価に差が出そうな気もします。
しかしギャルギャルした見た目に反して内容そのものはサイコホラー。
かなり凶気に満ちた描写や血なまぐさくショッキングなグラフィックもあるのでそのギャップになかなか予想外にゾクゾクさせられました。結構怖いですw
システム的には各ヒロインのシナリオを全部網羅することで真エンドになる構成。
一度やる分にはともかく周回プレイでは冗長な共通パートが大半を締めており、またスキップの遅さや妄想トリガーによる分岐もあってかなりだるく作業的なのがつらい。
固別パートに入ってからはそれなりに面白いものの、そこまでいくのにスキップしてても挫けそうになるのはEver17を彷彿させる大きな欠点。
纏めるとキモオタな主人公がかっこよく解決するカタルシスのあるラストと可愛いヒロインとのエロかったりグロかったりする「いいのかこれ?」っていうやりとりが魅力でしょうかw
二周目以降の共通パートが凄まじくかったるいのを除けばADV好きならやっておいて損はないとは思います。
9
プレイ時間:クリアするまで約30~40時間
Nitroplus×5pb.でお送りするシリーズ第一弾。
わかりやすく言うなら『Steins;Gate』の前作にあたる作品。
『99%の科学、1%のファンタジー』も同じ。
でも、Steins;Gateみたいなのを期待するとはずれるので注意。
ちなみにストーリー紹介にネタバレが多いのも同じ。
本当に楽しみたいなら見ないほうが賢明だろう。
仮に何か見てしまっても、それは妄想なので問題ない・・・ふひひ。
主人公が厨二病なのも同じ。
というか本作のほうが酷いと思います。
まあ俺はシュタゲのもカオヘのも好きだけどなw
シュタゲでは開発とか何か色々活動していましたが、
カオヘでは普通にオタク、引きこもり。
もう家がこれ・・・家じゃねえよ。なんか違うよ。
ぶっちゃけ『女子としゃべるのが苦手』っていうキャラ。
シュタゲでは我慢できた人でも、これはひどいかもね?w
シュタゲは『想定科学ADV』だったんですが、
カオヘは『妄想科学ADV』です。
実際、選択肢は『妄想トリガー』というものが多い。
ポジティブな妄想(というかエロ)
ネガティブな妄想(というかグロ)
この2つのどちらかを選び、主人公が妄想しつつ進みます。
しかし、この選択肢、大してストーリーと関係ない。
そしてトゥルーエンドを目指す時以外、何の意味もない(実績はあるけど)
そこが残念というか、所詮プレイヤーへのご褒美かな、って感じ。
ストーリーについて。
サスペンスとかグロとかホラーっぽい感じ。
サイコサスペンスって奴かな?
妄想科学なので、シュタゲと比べるとかなりファンタジーっぽい。
でも個人的にはすごく面白い。
科学とか深く考えないで楽しめる人は楽しめると思われる。
ストーリーは大体一本道ですが、後半の盛り上がりはパネェ
シュタゲと比べるなら、平均風速はシュタゲの方が上。
でも瞬間風速ではカオヘの方が勝っていると思う。
注意点。
グロが多い。特にネガティブ妄想において。
ネガティブが極端。誰かが死ぬのを妄想しちゃう感じ。
しかもちゃんとCGつき。嬉しいような、悲しいような…。
“ネガティブ妄想しなきゃいいんじゃね?”
というのもダメですね、普通にストーリーでも色々死ぬんで。
そんなわけで、グロ・ホラーがダメな人にはお勧めできません。
カオヘはストーリーは良いんですが、
そのほかの点(主にシステム)で微妙なところがあるので9点。
少しシュタゲと比べちゃってるところもあるかな。
まぁ結局どっちも面白いんですけど。
なんやかんやで『CHAOS;HEAD』もお勧めの作品です。
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