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伊達 晶一さんは喋らないの~🎴のレビュー

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3DS闘神都市
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6

プレイ時間:現時点、一周クリアで三十時間強

一応、オリジナルであるPC版(主にⅡ)への思い入れも有って、購入。
戦闘のバランスは、なかなか練りこまれている。「このカードスキルを装備していた方が楽」という事が多いので、大会バトル以外で詰む事は少ない。
因みに、女の子モンスターの捕獲は、PC版『Ⅰ(一九九〇年発売)』から存在するシステムなので、ポケモンのパクリ等と騒がない様に(笑)。
不満の一つとしては、フィールドオブジェクトの判定がいい加減である事。「調べる」「話す」等の有効範囲が、対象に近付き過ぎると消滅するというのは、流石に駄目だろう。戦闘以外、ロクにテストプレイしていないのではないか……と疑う程。
シナリオの変更点は、これはこれで有りかな……というところ。

20140213
細かいバグや不満点が有った事を忘れていたので、追記。
コマンド選択時に指定したアイテムを使用しないうちに戦闘が終了すると、そのアイテムは消費した事になる。
特に、女の子モンスターを捕獲する際、一ターン内に複数のカードを投げると無駄になる可能性があるので、要注意。
加えて、下画面にはフロアマップが表示されるのだが、これは周囲のみで、フロア全体を確認する手段が用意されていない。
取り忘れた宝箱の確認が、非常に面倒臭くなっている。

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で、最大の不満点はネタバレになりそうなので、こちらへ。
闘神大会優勝後、主人公シードは天使食いにされてしまうのだが、その際に付与される「ブラッドゲージ」。これが、行動に制限がかかるだけの邪魔な存在でしかない。
地獄での経験値稼ぎ、カード取得、ラグナード遺跡で取れなかったアイテムの回収で行動する時、途中でゲージが尽きたら自室へ……という手間が、実に煩わしく感じた。
この一点だけで、個人的な評価を著しく下げた。
「ゲージを消費して強化する」というハイリスク・ハイリターン型、「ゲージ回復は、現状よりも制限が厳しい」という、シナリオの悲愴感を増す……等の措置があれば、まだ面白みが有ったと思う。
通常レビューでも触れたとおり、その辺りのテストプレイを行ったのか……と、言わざるを得ない。

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伊達 晶一さんは喋らないの~🎴
(shoichidate)

業界の最底辺で蠢く駄文書き(お仕事、雇い主募集中)
不良中年、毒入り危険、憂国者、立ち食いのプロ、親父ゲーマー(雑食系)、独身馬賊、オートバイ好き、煙管(喫煙具)愛用者、パイソニアン、ツツイスト、ネギラー、基本ツッコミ担当、元「月刊Beep」関係者、えぇ感じの写真を撮りたい勢(キヤノンユーザー)


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